DREAM LAB

05NEWS

2月10日発売の日経MJに、弊社新規事業について掲載されました。

2月10日発売の日経MJ(全国版)フード面にて、弊社の新事業についてご紹介いただきました。日本経済新聞の皆さま、ご取材いただきありがとうございました。

記事の内容と合わせまして、飲食・製菓・製パン業界に専門特化した人材サービスを展開している弊社・株式会社ドリームラボは、新事業として2021年3月13日にパティスリー&カフェ「hannoc(ハノック)」を開業することをお知らせいたします。

ドリームラボがパティスリー事業を始める理由

パティシエは、人に笑顔を届けられるすばらしい仕事です。しかし一方で、現場ではたらく人から笑顔が消えてしまっている現状があります。過重労働、理不尽な徒弟関係、閉塞的な職場環境。せっかく夢と憧れを抱いてこの業界に入っても、わずか数年でその夢を手放し、業界を離れてしまう人が少なくありません。私たちは、業界を変えるためにアクションを起こそうと、現場で閉塞感に包まれている人に向けて、もっといろんな選択肢と可能性があることを発信してきました。

実際に、転職を通して自分らしくはたらける環境に出会い、笑顔になってくれたパティシエもいます。しかし一方で、お店と求職者をつなぐだけでは、この業界はなかなか変わらないという難しさも痛感しています。

そんな中、業界を本気で変えるためには、ただ理想を伝えるだけでなく若いパティシエたちの夢の受け皿となるような「場所」が必要だと考えるようになりました。若いパティシエたちが、自分らしく、楽しく、夢を持ってはたらける場所をつくる。

この業界に、新しいはたらき方の選択肢を提示するために、まずは自分たちで、やってみるしかない。そんな想いで、ドリームラボは新しいパティスリー事業にチャレンジします。

パティスリー事業で目指すもの

私たちは、自分たちで店舗という「実践の場」を持つことで、そこに集まる一人ひとりの手で、新しい「空気」をつくりたいと考えています。ながく閉塞感に包まれていたパティスリー業界に風を吹きこみ、一人でも多くのパティシエを笑顔にするために、3つのアプローチを掛け合わせて、新しい「空気」をつくります。

つくる人と食べる人、売り手と買い手の「接点」をできる限り多く持つための開放的な空間にしました。ガラス張りのオープンキッチンからは、いつでもお客さんの顔を見ることができ、カフェスペースでケーキを味わう様子も見え、パティシエたちは「誰のため、何のために仕事をするのか」を日々体感することができる造りにしております。

「hannoc(ハノック)」という名前の由来は、空気を構成している物質、窒素(N) 、酸素(O2) 、アルゴン(Ar)、二酸化炭素(CO2)、ネオン(Ne)、ヘリウム(He)の頭文字を組み合わせた造語です。いろんなものが混ざり合って存在する空気のように、いろんな個性や可能性が集まって、みんなでこの場所をつくっていきたいという想いを込めました。